芸術学部 基礎教育

芸術学部公開講座 第1回「コミュニケーション再考~もっと分かり合うために~」

*この記事は、大島武 基礎教育教授が執筆しました。

芸術学部公開講座(2014年春季)「現代社会とコミュニケーション」

第1回「コミュニケーション再考~もっと分かり合うために~」

例年春と秋に行われている芸術学部公開講座を少しリニューアルいたしました。これまでは各学科及び基礎教育から、それぞれの教員がオムニバス的に講義をしていましたが、今回からは全体としてのテーマを決めて、その領域の中で有機的なつながりのある連続講座となっています。

2014年春の統一テーマは「現代社会とコミュニケーション」。
基礎教育の4名の教員がそれぞれの専門の立場からわかりやすくお話しします。

5月24日(土)は、私、大島が担当し、「コミュニケーション再考~もっと分かり合うために~」と題して、概論的なお話をいたしました。


オーソドックスなコミュニケーション理論をご紹介した後、「わかりやすい伝え方」について、ゲームを通じてともに学びました。同じ内容でも、言い方によってずいぶんと伝わり方が違う。実際に図形を描く業をやってみて、そのことを体感して頂けたかと思います。『夜と霧』の著作で知られるV.フランクルのエピソードや、日常生活と演技性について論じたE.ゴッフマンのパフォーマンス理論など、少し固いお話しもしましたが、皆さん最後まで本当に熱心に聴講してくださいました。

終了後の質疑応答も活発で、時間内には対応しきれず、終了後、5~6名の方が並んで質問に来てくださいました。あー、大学の授業もこうだったらいいのに・・・。(通常の授業でも熱心な学生が質問してくれますが、列を作って待っていてもらった記憶はないのです)。

春季講座は、この後、「コミュニケーションと日本人」(松中義大准教授)、「異文化コミュニケーション」(橘野実子助教)、「メディアとコミュニケーション」(鈴木万里教授)と展開し、より一層広がり、深化していきます。乞うご期待!

大島 武(基礎教育教授)

2014年度リレー連載 第2回:「パワーズ・オブ・テン」

「芸術学部公開講座」と「あつぎ協働大学」

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