インタラクティブメディア学科

サウンドの授業でCOMPの演習

「ぺぺろんP」こと小澤先生(IM学科非常勤講師)の資料の抜粋です。昨日のサウンドの授業で扱われました。
コンプの資料
コンプ(COMP)とは、コンプレッサーの略で、原音を圧縮(コンプ)して、曲全体の音圧を上げるテクニックのことで、昨今のポピュラーミュージックでは欠かせないエフェクトの一つです。原音がどのように圧縮され、音圧が上がり、サウンドに迫力が増すかが、グラフに描かれています。
コンプのグラフ
要するに、音圧の突出している部分があると、その音のためにダイナミック・レンジを無駄に消費してしまい、曲全体の音圧が下がってしまうので、その突出した部分を圧縮して、全体の平均音圧レベルを上げているのです。このコンプのかかり方は、理屈では分かりにくいのですが、実際に使ってみて初めて理解できるところがあります。
コンプのかかり具合は、入力レベルと出力レベルの関数や、時間における音量レベルの推移などを細かくパラメータで制御できます。
迫力ある音作りには不可欠な知識ですね。
ちなみに、この日の授業では、もう一つの必須エフェクトであり、周波数構成を加工するEQ(イコライザー)も扱われていました。

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