「自動運転」の大きな問題点である、「万が一の場合に、手動運転に切り換えることができるよう、ドライバーが寝たりしないで運転に関わる方法」についてディスカッションを行うワークショップに工芸大生が参加しました。
このイベントは、東京大学鳴海拓志先生の研究室と、株式会社デンソーさんのコラボレーションで行われたもので、脳がどう受け取るかという部分についてお茶の水女子大学の認知心理学を研究する学生さんと、ゲーミフィケーションによる問題解決という部分について、工芸大のゲーム学科が参加しました。当日は5~6人の6グループに分かれ、デンソーの技術者さんと学生との間で活発なディスカッションが行われ、最後は各グループごとに、それぞれが完成させたソリューションを寸劇で紹介するという形でした。
どのグループでも工芸大生はゲームならではのアプローチでグループを引っ張り、笑いの絶えない発表となりました。デンソーさんからも「ゲームの力って思った以上ですね」とのコメントをいただき、日頃研究しているシリアスゲームやモチベーション創出に関する知見が、実際に役に立つシーンを感じた良いワークショップでした。