2019年入学用の工学部の大学案内の表紙にも使われた、ライティングドーム（五方十二面体の頂点32個にLEDを配置したもの）の小型版を色彩学会で展示・発表しました。このドームの頂点は３Dプリンタで作製できるため、どんな大ききさのものも作製可能です。現在、直径42cm、1.1mと、最大の天井高さに近い2.8mのものを作っています。32個のフルカラー（RGBのLED)は、小型マイコンボードを使ってコントロールしています。最近はシリーズに（直列に）接続でき個別に制御出来る、マイコンLED（Leo＿Pixelなど）もあるので、比較的配線を少なく合理的に作れます。
工学的には全方向からの均一な照明装置、芸術的には多彩な色を放つイルミネーションとして、研究・作品の展開を行っています。昨年の12月には中野校舎の本館ロビーにクリスマスイルミネーションとして展示しています。