アニメーション表現基礎の名物課題に”おどろき盤”という課題があります。円盤に動きの違った絵を描いて、それを鏡に映して盤のスリット越しに覗いてみると…あら不思議!絵が動いて見える!映画もまだ発明されていない時代に考えられた正にアニメーションに繋がる玩具(フェナキストスコープとも呼びます。)ですが、アニメーションの原理や映画の原理にも繋がる奥が深〜いものなのです。(昨年まで長年アニメーション学科の教育に携られた古川タク先生の代表作にも「驚き盤」という作品もあるのですよ。)先に掲載されていた毎年恒例の動物園取材も実はこの課題に繋がっていて、動物の”動き”を盤に描いてゆくのです。で、現在は撮影してきた動物の動きを繰り返し見ながらスケッチを重ねている所です。
そんな中、基本個人個人で見るおどろき盤をみんなで楽しんで見るためにはどうしたら良いか、とう事になりあれやコレや試行錯誤。
単純ですが”絵が動いて見える”って楽しいですね!改めてそう感じた今日の授業のひとコマでした。