来月1日からゼミ相談月間が始まります。
ゼミは制作系と研究系に分かれていますが、大学は「研究」を行う場ですから、制作系でもアニメーション表現の研究を行うのが主です。
今年は「月間」として、11月29日のゼミプレゼン日まで、各自がゼミについての掲示を見て、教員に質問しながら調べる事を重視したいと考えています。
ゼミは制作系教員の専門分野の技術指導を受けられるというより、ワークフローを重視したり、ディスカッションを重視したりといった、ゼミごとに重要ポイントが異なるアニメーション制作工程を通して作品制作を学ぶ事になります。だから「どういった方向から制作を学ぶ事が作品表現研究を深められるか」の選択を行う事が求められます。よって課題内容に流されず、根底の思想を読み解いてください。
また、研究系も文章を通じてアニメーションの表現を学ぶ事が出来ます。研究の内容は作品研究や監督研究以外に、アニメーション制作の分野における技術研究も可能です。
ある部分に特化して深く考察し、技術を高めたいという学生は、論文執筆を満たす必要はあるものの、制作系に行かなければアニメーションを描いたり作ったり出来ないというわけではありません。
2年生はこの先2年間の継続性を考えながら、時間をかけて進みたいゼミを検討するようにしましょう。悩んだ時には教員に相談をする事。そして2号館3階には各ゼミについての紹介が貼り出されていますので、しっかり読みましょう。