アニメーション学科

基礎技法(デザイン)『Design by Accident』マチエル実習

アニメーションや表現の基礎鍛錬となる「デザイン」「デッサン」「撮影技法」を学ぶ『基礎技法』。その中のデザインの授業ではこれまでデザインの根源である「色彩」と「構成」のうち明度や彩度といった「色彩」を中心に学んできたのですが今回からいよいよ「構成」の課題に入っていきます。その中でも形体の基礎である「点」「線」「面」をそれぞれの課題に取り組む中の「面」では、分割面に「質感」(テクスチャー)を感じさせる切り抜き(雑誌や写真をコピーしたもの)を施す、という課題を長年行っていたのですが、その質感の表現の中に、各々が体験、表現した『マチエル』を取り込んでみよう!と言う事で今回は「マチエル大会」!と評して行いました。マチエルとは絵の具を飛ばしたり、にじませたり。引っ掻いたり、垂らしたり…多くの場合、そんな偶然の表現を意識的に活用し表現してゆく技法群です。加えてテクスチャ(質感)の実習、不規則(イレギュラー irregular)形態、偶然的(アクシデント accident)形態、自動的(オートマティック automatic)形態の体現と言う事で行いました。前期にヤマナカゼミでも行ったのですが1年生の時点でも単純に、純粋に表現する事の楽しさ、面白さを体験してもらいたいな、と思い組み入れてみたのでした。

梱包材を利用し、ハンコの様に押して出来た『スタンピング』

クレヨンは油性。上から水溶性の絵の具をのせるとハジきます。

絵の具のついたブラシで金網を擦って絵の具を飛ばす「スパッタリング」

面の課題に活かす他に、90mm程度にトリミングしたものを模造紙に貼付けて、互いの技法を見比べる事が出来るようにもしました。

放課後

アニメーション表現基礎・立体ゾートロープ

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