アニメーション学科

デザイン演習”マトリックス”

2年生の『デザイン演習』では、1年生時のポスターカラーや筆といった手作業で学習した”色彩”や”構成”といった基礎のデザインの授業を踏まえ、グラフィックデザインをベースにもう少し具体的なの講義と、パソコンを用いたデザインワーク(デスクトップパブリッシング)実習を行っていく演習科目です。成果物の最初の課題である”自分自身のロゴタイプ”のプレゼンテーションが先週行われました。ここで大事なのはカッコよさや美しささ、キチンとまっすぐな線を描く、といった”表面上”の事以上に”アナタ”をどう表すか?です。ある人は大好きな食べ物、またある人は趣味や性格…などと自分の名前の文字を組み合わせて、ロゴタイプとして定着させていきます。前半戦のヤマだったプレゼンを踏まえ、今週は各自のロゴタイプを”マトリックス”に当てはめていきます。「あ〜あの映画の!さすがアニメーション学科!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが(1999!公開)、それとは違って、対局になるような方向性を複数提示し、その中での”立ち位置”を確認する手法です。通常だと制作する前に調査として、あるいは目指す方向の確認として行われる事が多いのですが、今回は現状としてどの辺りのポジションに当てはまっているのか?自分が目指している位置に定着出来ているか?…といった事を確認するものとして行われました。

さぁ、どのあたりだろ…。

”カワイイ-カッコイイ””ノスタルジー-未来的”

方向性を変えて再度確認してみます。

”直感的-理性的””アナログー-デジタル”

これらも踏まえて更なるブラッシュアップを行った上で、今度はポスターや二次的な成果物(例えば映画のチケットやDVDジャケット)といった物にロゴタイプを定着させていきます。これからの展開もお楽しみに!

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