アニメーション学科

領域研究:昼間行雄さん

今回のゲスト講師、昼間行雄先生は2年ほど前まで工芸大アニメーション学科で非常勤講師を務められてきました。 さて今回の内容は・・・・
「小道具や衣裳に演出のヒミツがある
〜こっそり教えます 私が出会った監督から伝授された映画の鑑賞方法〜 」


▼昼間先生より
映画の観客はストーリーを楽しみ、俳優に感情移入して感動します。
では映画の作り手たちは、他人が作った映画を見る時に、何を見ているのでしょうか。
今回の授業では、作り手としての映画鑑賞力を育むための“体質改善”方法について伝授。
私が過去に出会った映画監督たちから現場で投げかけられたイジワルな質問と
その回答に対する明快な監督たちの分析が、まさに私の映画の見方を変えるきっかけとなりました。
そのきっかけとなる映画の鑑賞方法を学生の皆さんにもお伝えします。

———————
ということで、映画の背景、衣装、小道具について映画(とアニメーション)の監督達が仕込んだ
巧妙な仕掛けについて実例を挙げて講義してくださいました。
普段何気なく見てしまう「映画」。
しかしそこから作り手である私たちが汲み取らなければならない
大切な事に気づかせてくれる
大変興味深い授業でした!

熱く講義される昼間先生。シアターのスクリーン画面での説明でテキストも大きく!

昼間先生のプロフィール
文化学園大学教授。約30年間に渡りフィルム、ビデオ等での映像作品制作を手掛け、バレンシア国際映画祭(スペイン)、第10回広島国際アニメーションフェスティバルなどで上映。また、テレビやビデオソフト、展示映像等の企画・演出を手掛ける。1985年から映像教育普及活動を始め、子どもから社会人までを対象にした数々のワークショップや講座を実践。また現在は、文化学園大学 デザイン•造形学科で映像の研究と実習授業を担当。企画構成・演出したテレビ番組に「週刊マニアタック〜アルタミラの遺伝子」(BS-TBS、ザイオン/ディレクター)、「空想共和国ニッポン」(BS-TBS、TBSビジョン/企画構成)などが、ビデオソフト作品に『ファイブ・フレンズ・フロム・ジャパン』(全米博物館映像祭エデュケーション部門銅賞)など、著書には「映画は楽しい表現ツール」(偕成社)、「映画監督になるには」(ぺりかん社)などがある。

領域研究・浜崎ゆう子さん

6月のオープンキャンパスまであと一週間

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