本年度リニューアル計画が完成した中野キャンパスには学内の至る所にギャラリースペースが設けられています。アニメーション学科が入っている2号館入口にも”メディアラウンジ”というガラス張りのスペースが設けられ、早速と様々な展示が春から始まりましたが、先日からはアニメーション学科の最初の展示もスタートしました。
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アニメーション学科展示・Re Animation 〜リ・アニメーション〜
中野キャンパス2号館メディアラウンジ
木船研究室、アニメーション学科有志
平成26年4月24日~平成26年5月16日
終日(※月曜17時~火曜18時頃、木曜17時~金曜18時頃には「幻灯障子」、「行燈」に点灯されます。)
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同じく本年度から3、4年生が中野キャンパスとなり、新たなスタートとなったアニメーション学科。これまでに制作された作品を新キャンパスで紹介するという意味や、温故知新、アニメーション表現を今一度再生するという意味も込めた「Re Animation 〜リ・アニメーション〜」展。テレビで見慣れたアニメーションだけではないバラエティに富んだ幅広いアニメーションの表現をご覧頂く事で、アニメーションの無限の可能性と、本学科の幅広い活動をご覧頂きます。
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・「幻灯障子 Shoji Magic Lantern」 2013
プロジェクターで”障子”にアニメーションを投影した作品です。
制作スタッフ:2013年度アニメーション学科 木船研究室3年
田村尚寛、岩永一輝、延命千奈美、阿部英明、井上健太、岩永一輝、岡田美沙子、CHOI YOUNG WOOK、吉永真人、大野仁愛、野本有紀
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・「キノーラ・オルゴール Kinora musical box」 2013
工学部との共同研究によるキノーラ(フリップブック(パラパラアニメーション)を動かす装置)とオルゴールを組み合わせたアニメーション装置です。
制作スタッフ:2013年度アニメーション学科 木船研究室3年
原 ひかる、長嶋恭平、大須賀弘美、鈴木薫
協力:工学部電子機械学科 准教授 鈴木秀和、工学研究科電子情報工学専攻2年 松下健嗣、工学部電子機械学科4年 八十原良隆
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・「行燈 Animation Lantern」 2012
ステッピングモーターで動く驚き盤を日本の伝統的な行燈に仕立てた映像装置です。(驚き盤とは、少しずつ違った絵が描かれた円盤を、スリット越しに鏡に写し覗くと絵が動いたように見えるというアニメーション装置です。)
制作スタッフ:2011年度アニメーション学科 木船研究室3年
戸田寛明、中山恵里、平川侑樹、山口留以、山田瑶恵、及川翔平
協力:工学部電子機械学科 准教授 鈴木秀和、工学部電子機械学科4年 松下健嗣
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・「灯篭 Animation Mini Lantern」 2013
ステッピングモーターで動くゾートロープを灯篭に仕立てた映像装置です。
制作スタッフ:2012年度アニメーション学科 木船研究室3年
松尾 駿、伊藤育海、井上貴絵、小勝智裕、谷内蛍冴美
協力:工学部電子機械学科 准教授 鈴木秀和、工学研究科電子情報工学専攻1年 松下健嗣
[2012年度工芸チャレンジ]
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・立体ゾートロープ 「いただきます。」 2011
ゾートロープとは少しずつ違った絵が描かれた筒状形を回転させ、スリットを通して絵を覗くと、絵が動いたように見えるというアニメーション装置の一種で、立体ゾートロープはその発展形です。少しずつ形を変えた立体物を円盤状に配置し、同じくスリットから覗いたり、ストロボをたいて見る事で立体物が動いて見えるアニメーション装置です。
制作スタッフ:2011年度アニメーション学科
3年生:浅井愛弓、佐藤千尋、須藤万里絵、2年生:小町 直、松尾 駿、福田壮二郎、山口勝平、山口 央、山本矩夫
※管理の都合上、今回は展示のみとなります
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※各学年は在学年度当時の学年になります。