アニメーション学科

領域研究 遊佐かずしげさん

様々な現場で活躍しているプロフェッショナルの方に、毎週講義をお願いしている「領域研究」の授業。10月5日は、「くるねこ」やNHK木曜時代劇「陽炎の辻」のタイトルアニメーションでお馴染みのアニメーション作家、遊佐かずしげさんにおいで頂きました。
2009年においで頂いた際もそうでしたが、この日のお話もとてもパワフルで面白く、開始当初は手にマイクを持っておられたのですが、すぐに脇に置いて大教室であるにも関わらず肉声だけで講義されました。途中で紙を配って学生たちにもどんどん問題を出して描かせていく、まるでゲームのようなワークショップ形式の参加型授業に、いつしか学生たちもすっかり引き込まれていました。居眠りしている学生など、一人もいませんでした。
固定概念にとらわれずに、しっかりと対象を見つめることの大切さなど、学生が自分で描いた絵を通してハッと気付かされることが沢山あり、特にアニメーション作りの上ではとても有意義な授業であったと思います。
授業の中で流された、遊佐さんが作ったアニメが何本かありましたが、その中の「エコ・ドライブ」という短編アニメで流れた美しい歌がありました。聞いていた学生は、あの歌がどなたの歌か分かったでしょうか?
実は、遊佐さん自身が歌っていらっしゃったんですよ!
最後は学生たち全員が遊佐さんを囲んで、記念写真を撮って終了となりました。
きっと受講した学生たちの頭の中は、この講義を受けてかなり柔らかくなったんじゃないかと思います。

書画カメラの上に置いたライトボックスで、遊佐さんもじゃんじゃん猛スピードで絵を描きながらの説明です。

言われてハッと気付く、そんな内容が一杯詰まった講義に、学生たちもすっかり引き込まれていました。

領域研究 HARCOさん

渡辺・小柳ゼミ_秋の芸術鑑賞会

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