銀座にあるフレームマン.ギンザ.サロンにて
5月3日から始まりました
写真学科 准教授 上田耕一郎先生の
個展『東京散策』に行ってきました。
上田先生は今年から設置された「肖像写真研究室」の指導教員です!
しかし、個展作品に肖像写真は1枚もありません。。。
今回の個展『東京散策』は上田先生のもうひとつの顔、「ピンホール写真家」と
しての作品を見ることができます!
ピンホール写真とは針穴写真とも言われ、レンズを使わず0.2mm位の穴を使う
カメラの原始的な方法で撮影された写真です。
ピンホールカメラで撮られた写真は光が滲んだように淡く、少し不思議な表現に
なります。
上田先生はピンホール写真芸術学会の会員であり、
6年前に「PINHOLE写真術―アナログ的写真のススメ」日本カメラ社,と言う本も
出版しています。
ピンホールカメラを手に、数年間、東京中を歩き回り撮影された約48点のモノクローム写真。
針穴を通し撮影された見慣れたはずの東京の街がどのように見えるかを是非、個展会場にてお楽しみください!
(なお、肖像写真と言えば現在、東京工芸大学 写大ギャラリーにて『肖像ー視線の行方』を開催中!6月9日まで。こちらも是非!)
■上田耕一郎 写真展「東京散策」
■2013年5月3日(金・祝)~5月16日(木)
(初日12:00-/最終日17:00まで)
■会場:フレームマン.ギンザ.サロン
東京都中央区銀座5-1
銀座ファイブ2階
(東京メトロ「銀座駅」C1出口直結)
記事:写真学科 勝倉崚太