小林先生が昨年ニコン・THE GALLERYで行った女優・鶴田真由さんとのコラボ展「Silence of India」を今度は小林先生の故郷、長野県茅野市美術館で開催します!南インドの聖地を月と太陽に導かれるように鶴田真由さんと旅しました。夜明け前を中心にを撮影した作品です。
9月17日14時からは鶴田さんとのトークイベント&サイン会も行われます。
お越しをお待ちしています!!
会期 2018年9月15日(土)~9月30日(日) 火曜休館
会場 茅野市美術館 常設展示室
開館時間 10:00~18:00
観覧料 無料
http://www.chinoshiminkan.jp/museum/2018/0915.html
以下、茅野市美術館の紹介文より。
鶴田真由と小林紀晴が、南インドの地へ共に旅にでた。茅野市出身である小林紀晴は長野県諏訪地域の御柱祭や沖縄県宮古島の伝統行事など、日本各地に伝わる約30箇所の祭りや神事を撮影してきました。各地を巡る中で小林は神と人との交流、親から子への体験や記憶の積み重ねが個人にとって特別なものと考えるようになります。人が太古からはぐくんできたそうした積み重ねが現代の人々にも脈々と受け継がれており、祭りや神事に携わる人の所作や、姿、表情にそれは映し出されています。 本展覧会では、遠い過去から連なる人々の精神を追い、女優・鶴田真由とともに聖者が修行を重ねたアルナーチャラの山麓、古来より聖地とされたハンピ遺跡群、バックウォーターと呼ばれる大水郷地帯などを、月や太陽に導かれるように巡り撮影した作品をご紹介します。記憶や祈りが積み重なった土地の気配に耳を澄まし、時空を超えた命の鼓動に共鳴する旅。土地の人々や風景との出会いを重ねながら、インドの“悠久の流れ”の深部に触れていく姿が印象的です。
ふたりの写真がときに交差し、重なり、再び距離を孕み、幾重にも層を成すようにして描き出すインド。旅の日々を、それぞれが自由に綴ったエッセイの一部も、展示のなかに点在しています。旅そのものを見つめ、私たちの内なる旅へと転じる「Silence of India」。無数の音、無量の光が写真の奥から伝わってくるでしょう。