2023年12月15日、２年生の授業「マンガ・アーカイブ論」のゲスト講義に、来日中だった英国セインズベリー日本藝術研究所所長、ニコル・クーリッジ・ルマニエール先生がいらっしゃいました。
参考：インタビュー「大英博物館はなぜ「マンガ展」を開催したのか？　キュレーターが語るその意義」美術手帖　2019年8月18日（https://bijutsutecho.com/magazine/interview/20343）

ルマニエール先生は、2019年に開催され、話題となった大英博物館でのマンガ展「The Citi exhibition Manga」の担当キュレーターだった方です。「マンガ・アーカイブ論」授業担当の本学科教授・伊藤剛が同展に学術協力で参加したご縁で、今回のゲスト講義実現となりました。
学生たちに積極的に語りかけ、質問を投げかけながら、大英博物館での展示について、そしてこれから予定されている米国でのマンガ展の企画について貴重なお話を聞かせてくださいました。

「マンガ・アーカイブ論」は、マンガの原画保存、刊本保存、展示といった、近年とみに必要性が叫ばれている事業やとりくみについて、関係各方面のご協力により、ゲスト講義を大胆に取り入れて行われている授業です。

日本国外で急速にマンガやアニメへの注目が高まっている昨今ですが、その「外」からの視点で語られる講義に、学生たちは刺激をもらったと思います。