現在カラボギャラリーにて「ガウディの色と形」展が開催されており、
その中でIM学科教授の久原先生の作品『AIガウディ・サスティナブル・アーキテクチャ』が展示されています。
ガウディの色彩をAIに学ばせ、サグラダファミリア聖堂を自動で着彩していくという作品です。
リアルタイムで処理しているため、完成図が毎回違ったものになっております。
また、描画方法にはセル・オートマトンの一種であるラングトンのアリを使用しており、まるで生きているかのような不思議な過程が楽しめます。
他にもサグラダファミリア聖堂の鐘楼の1/10模型が展示されています。
こちらも着彩方法に特徴があり、ガウディの好んだトレンカディス技法を用いて着彩がされています。
陶磁器を砕いて貼り付けるその技法は美しいモザイクを作り、様々な距離、角度から見られることを想定したガウディの思想を垣間見ることができます。
また、最後にはサグラダファミリア生誕の門に実際にシールを貼って色付けすることができる参加型アートもあります。
自身のアイデアや本展で得たガウディの色彩感覚を駆使してぜひ貼ってみてください。
開催期間は2021年7月19日(月)~12月10日(金)の平日12時~17時。
土・日・祝日は休館となっております。
新型コロナ対策として事前予約制になっているため、
見学希望者はカラボギャラリーホームページから申し込みをお願いいたします。