竹渕組がポスプロに入るので、音の仕上げ工程を録音・整音技師の臼井勝先生から学びます。小野寺&次郎の録音チームは、黒沢清監督らと共著の「映画の授業」(青土社)も読み、予習もバッチリです。
MA室の使い方、ProToolsの使い方、そしてMA全体の流れを、実際に映画の整音をした時の実例を基に、一気に学びました。
臼井氏は東京藝大、造形大、美学校でも教えていて、その上年に数本の映画に携わっているので、なかなかスケジュール取れなくて、この時期の講習になりました。そしてこの翌日から1月中旬までお正月も地方ロケだそうです。でもDDLの時や山川が映画撮る時は必ず来てくれます。本校出身の録音、小針と伊豆田も鍛えてもらいました。ひとり録音部の発明者でもあります。
そして小野寺&次郎は休み明けから3週間、ここでみっちり整音練習と竹渕組「天秤」の音仕上げを展開して行きます。休み中は効果音などの音素材集めですね。臼井氏から「整音時よくある質問集」のURLも聞いたので、何かアクシデントあっても即解決です!
ちなみに2年半前の「ばあちゃんのパンツ」オールスタッフです。伊豆田は3年生で制作をやっていて、録音部に言われて、四六時中流れている放送を止めるよう、商店街事務所にお願いに行ってました。本当はプラス仙田P、竹田ADでスタッフ全部で8人です。この位の人数が私はいちばん良いですね。自由に撮れて。