映像演出研究室に先週、三大CM制作会社のひとつ、TYOの重鎮、新卒採用担当の荒木さんに来ていただき、広告業界の状況や歩みについて語っていただきました。今でもよくテレビ番組で取り上げられるような超有名なCMをたくさん手がけてこられたので、それを見てる学生も多く、話が通りやすかったです。荒木さんは去年から会社説明、企業セミナー、そして上映会まで、よく来ていただいてます。私(山川)とは10年来のつきあいで、大企業サイトの動画をいくつも一緒に作らせていただきました。
今週からCMプランナー、ディレクター、制作会社社長の遠山さんに、6月いっぱいまで徹底的に企画の立て方を鍛えてもらいます。遠山先生は本校卒業生でもう10年近く毎年来ていただいています。例年学生たちの出した企画書、企画コンテを重ねると10cm位の厚さになります。
午後からは新しくできたTOHOシネマズ新宿に、驚異の長回し「バードマン」を見に行きました。まずは映像の手本を見て、目標設定です。アカデミー最多受賞、世界トップのアメリカ映画を、日本のトップ映画会社東宝に見に行くという頂上作戦の発動です。その割にはこの写真、失敗しました。後列の顔隠れちゃってます。何とか背景のゴジラをフレームにおさめようとして仰角にしたらこうなってしまいました。ごめんなさい、今度アップを掲載しますね。
報道・情報研究室には、山下先生のもと、テレビ朝日で仕事している報道カメラマン、源田さん(中央)がいらして、撮影の実践指導です。天気良くてロケ日和でした。
西村先生、小林先生、百束先生らによりポスターが一斉に更新されました。名作が並んでいます。そしてこれを見た清掃員の方としばしタルコフスキー談義もできました。「草原にバアーって風が吹いて来て、綺麗だったわねー」やはり工芸大は成員すべてにおいて、持っている映画的知識が違いますね!