アニメーション学科

領域研究・谷川賢作さん

作曲・編曲・ピアノ演奏と活躍されている谷川賢作(たにかわけんさく)さんが今回の講師。
教員の木船(IKIF)とコラボした作品を上映し自己紹介したあと、関わったドラマ、映画の音楽がどのようにつけられているかを映像を見ながら解説してくださいました。特に日本映画の巨匠、市川崑監督の映画制作と音楽に対するこだわりについての体験談は大変貴重なお話しでした。

橋本先生率いる4年生のサウンド授業受講生がアシスタントを務めました。セッティングのお手伝い。

マイブリッジシアターで上映とサウンドのチェック中。

講義のメインテーマは映像と音楽の関係について。同じ映像でもつける音楽によって全く違う印象を与えるという事を映像と音楽を視聴して解説。

ライブで映像に合わせて演奏!

そしてなんとキーボードの生演奏も!
映像と音楽の密接な関係が良くわかりました。

学生には是非音楽も自分で作ることにチャレンジしてほしいとのこと。

アニメーション学科では音楽を作ってそこからアニメーションを作る授業や、サウンドを学ぶ授業があり、サウンドスタジオを使って音を操る学生もいます。音楽をテーマに作品制作をしているゼミもあります。今回の谷川さんの講義はアニメーションを学ぶ学生達に音楽について考え刺激を与える機会となりました。

講義中の谷川さん

—————–
谷川賢作 (たにかわ けんさく 作/編曲 ピアノ)
1960年東京生まれ。ジャズピアノを佐藤允彦に師事。演奏家として、現代詩をうたうバンド「DiVa」ハーモニカ奏者続木力とのユニット「パリャーソ」、また父である詩人の谷川俊太郎と朗読と音楽のコンサートを全国各地で開催。80年代半ばより作・編曲の仕事をはじめ、映画「四十七人の刺客」「竜馬 の妻とその夫と愛人」NHK「その時歴史が動いた」テーマ曲等。 88、95、97年に日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞。近年では、06年びわ湖ホール制作 「雷の落ちない村」の音楽監督(コンサートライブCD「雷の落ちない村」13年7月にリリース)ピアニスト舘野泉に組曲「スケッチ・オブ・ジャズ」を献呈。 画家、山本容子の絵とエッセイで綴る「Jazzing」の音楽 プロデュース。

兵庫県立芸術文化センター制作の音楽劇「赤毛のアン」富山県文化振興財団委嘱作品「少年少女のための交響詩 〜めざめる羽 はばたく四季〜」 (作詩/覚和歌子)2009年3月初演。金沢ジュニアオペラスクール第二期音楽監督。 兵庫県立ピッコロ劇団「星つむぎの歌」「ピッコロ版・星の王子さま」映画「カミハテ商店」(2013おおさかシネマフェスティバル音楽賞受賞作品、監督・山本起也) 2015年度船橋市文化芸術ホール芸術アドバイザー。
最新刊「パリャーソ・谷川賢作曲集」最新CDはDiVa「うたがうまれる」(TRBR-0016) 音楽を担当した最新映画「袴田厳 夢の間の世の中」(監督・金聖雄)16年2月公開。

2年生・美術背景

アンケート調査・三善研究室

大学公式サイトはコチラから
KOUGEI PEOPLE 東京工芸大学 学科・コースブログ集

最近の投稿

アーカイブ

大学公式Webサイトで
工学部・芸術学部の詳細を見る

PAGE TOP