普段A、Bクラスに分かれている表現基礎ですが、この日は合同でフィルムに傷をつけてアニメーションを作る「シネカリ」の実習でした。一人3秒(72コマ)分の16mmフィルムに傷をつけたり、絵を描いたりします。
ちょっと窮屈ですが、頑張って削ります。
今は何でもデジタルですが、アナログも時には面白い。デジタルだったら削る事など出来ません。
出来上がったフィルムは16mmの映写機で上映しました。だいぶ授業時間をオーバーしましたが、大変さと同時に光を直接照らして投影する事による美しさを体験してもらえていたらと思います。
フィルムの準備をする山中先生。山中先生は学生時代にカメラ屋さんでアルバイトをしていました。
1人分の長さを揃えて席を用意するのは結構な苦労がありまして、授業前の1限分を丸々準備に使ったのですが、それでも少し間に合いませんでした。如何にデジタルが簡単なのかを教員もSAも体感しました。