アニメーション学科 秋の公開授業として公開されている「領域研究」
(詳しくはこちらへ http://www.t-kougei.ac.jp/event/news/5286.html)
第2弾は本学アニメーション学科卒業生、植草航さんです。 この授業に関連して行っていた展示「植草航WORKS」の最終日でもあるこの日に講義に来てくださいました。
在学中の卒業制作「向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった」他、自作のアニメーション、イラストレーションの紹介はもとより、その制作プロセス、メイキングも詳しく紹介。
卒業、就職、そして現在はフリーのクリエーターとして、イラストレーション、アニメーションの仕事をされていますが、学生のころからモンスターや生き物が好きでそれを描きたい、また、音楽とアニメーションの融合をテーマにした作品を作りたいという思いが一つ一つの作品に込められ、そこからまた次の作品、仕事へとつながっていき、彼独特の魅力ある「植草スタイル」を作り上げてきました。
上の写真は作品に深みを持たせるための自作のテクスチャー素材。アナログの絵とデジタルの技術を巧みに使って表現する技についても解説しています。
作るごとに新しいテーマやチャレンジに取り組み、次のステージを目指している植草さん。
学生へのメッセージは、「学生時代は自分がどういう方向を向いていけばいいのか悩むもの、学生だから自由に作れるけれど実はそれが一番難しい。けれど、作品は必ず完成させること!そうすれば次のフェーズが必ず見えてきます」