我が国初の専門学科として2003年に設立された東京工芸大学アニメーション学科は、創立100周年を迎えた本学と同じ昨年2023年に20周年を迎えました。その設立に参画し2015年まで本学教授、客員教授など様々なかたちで教鞭を執り、多くの学生を導きながら2004年に紫綬褒章、2012年に旭日小褒章を受賞するなど、日本を代表するアニメーション作家である古川タク先生は、若手の体力に負けず、現在も創作活動に打ち込み続けています。そのひとつとして生み出された作品集「TAKUPEDIA」が、先頃2024年度第53回日本漫画家協会賞カーツーン部門にて大賞を受賞しました。そんな古川先生の存在は、現在本学に通う学生たちにとっても創作における刺激になると考え、2つを記念し本展を企画しました。「TAKUPEDIA」から抜粋したインスタレーション、古川先生の代名詞ともいえる「おどろき盤」など様々な作品を展示に加え、トークショーも展開。古川タクという不世出の作家を見つめる本企画にぜひご来場ください。
東京工芸大学アニメーション学科 設立20周年/
イラストレーション集「TAKUPEDIA」
第53回日本漫画家協会賞大賞 受賞記念
Taku Furukawa タクペディア展
- 開催日時
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2024. 9/20(金)〜10/10(木)[日曜日休廊]
※9/23(月・祝日)は開廊
10:00~18:30
入場無料
東京工芸大学2号館メディアラウンジ
[トークショー]
10/5(土)
開場 12:30/2号館 B1階 マイブリッジシアター
13:00~15:00 ◎古川タク × なみきたかし
『TAKUPEDIA』製作なみきたかし アニドウ会長、オープロダクション社長
15:30~17:30 ◎古川タク × 橋本典久『驚き盤』
橋本典久 プリミティブメディアアーティスト、映像玩具の科学研究会主宰
※会場の定員の都合上、トークショーへ参加を希望される方は、必ず事前予約をお願い致します。