7月14日(日)・15日(月・海の日)に開催されましたオープンキャンパスにて、現在公開中のアニメーション劇場映画『海獣の子供』の特別企画が開催されました。
本作品には学科の卒業生・教員も制作に関わっておりますが、その製作秘話をアニメーションプロデューサー 青木正貴様に語っていただきました。また、『海獣の子供』の絵コンテ、原画、動画、美術等の克明に描かれた制作物、 メイキング映像、劇場予告編を展示・上映させていただきました。
青木様の講演では、ご自身のアニメーションプロデューサーの役割や、アニメーションが完成するまでのプロセスについてわかりやすく解説していただきました。 4年という歳月をかけて制作された本作の現場の様子を伺い、日本の最高峰のアニメーション作品の裏には、多くのスタッフの方々のご苦労と、作品のクオリティにこだわり抜く姿勢、情熱があったことがわかりました。舞台裏のお話を伺って、膨大な量の絵を一切の妥協なく高いクオリティで生み出していく作り手の方々の熱量の積み重ねが、アニメーション芸術ともいえる素晴らしい作品に結実したのだと実感しました。
【STUDIO4℃『海獣の子供』アニメーションプロデューサー 青木正貴 様 プロフィール】1990年9月24日生まれ。青山学院大学卒業後、2013年にSTUDIO4℃入社。映画『ムタフカズ』(17)で制作進行、その後はCM『SUNSTAR Ora2』(15)、ゲーム『幻影異聞録♯FE』(15)アニメーションパートなどの現場で制作デスクを経験。 映画『海獣の子供』では、初めてアニメーションプロデューサーとして活躍。
本作品には、本学卒業生の林佳織さんが総作画監督補佐、下司祐也さんが作画監督として活躍。
また、本学科教員城戸孝夫先生も制作協力でクレジットされています。
現在公開中の『海獣の子供』を是非、劇場でご鑑賞ください。
『海獣の子供』公式ホームページ https://www.kaijunokodomo.com/