アニメーション学科

2019年始まる

東京工芸大学のキャンパスのある厚木、中野はともに晴天の中で新年を迎えました。
今年、大学は1、2年厚木、3、4年中野のダブルキャンパス体制から変わり、次年度4月より芸術学部が全て中野キャンパスに統合されます。
学生にとってだけでなく、教員にとっても長く親しんだ厚木キャンパスからの別れが刻一刻と近づいています。しかしながら1月5日から後期の授業が始まります。課題提出や期末試験など感傷に浸る間もなく様々にやるべきことが待っています。ですから、正月休みの気持ちもしっかりと切り替えて学科の授業が始まる7日からパチっと目を開いた眠気のない顔の学生に会えることを願っています。(教員もおとそ気分を忘れて頑張ります)

中野キャンパスの3年生はゼミの課題提出が迫ります。様子を見る限り、どこのゼミでもまだもう少し努力が必要な雰囲気を感じます。少しギアを上げて最後にはしっかりした成果を見せてください。
そして4年生は16、17日にいよいよ卒業研究の提出日を迎えます。きっと正月返上でラストスパートに向かっていることと思います。毎年ドラマチックな展開のある卒業研究の提出ですが、出来れば今年はスムーズに行われるよう頑張ってください。

昨年夏ごろより行われてきている入試もこれからまた佳境を迎えます。受験生の皆さんの緊張も徐々に上がってくると思います。表現力で入試を受ける受験生はしっかりと「物を観察して描く」「アイデアを客観的に練る」ことの準備を行ってください。緊張もあると思いますが、悔いのないように頑張ってください。

一方で、昨年の試験ですでに合格が決まっている人もいます。アニメーション学科では入学後にどうしても絵を描きますし、PCも使います。そしてそれが勉強になり、日常になります。入試のために絵を描いた人もいると思いますが、ここからさらに入学後の準備としてデッサンやクロッキーに取り組んでください。そしてそれを継続することが楽しいと思えるようになってください。アニメーターを目指さなくても、絵を描いてコミュニケーションを取れるようになることは素敵なことです。絵が苦手だと考える人もいると思います。しかし絵の優劣を競うわけではありません。サッと描いて見せることを怖がらないようになってください。
そして好きなアニメやゲームのキャラクター模写やイラストだけでなく、様々に描きましょう。
アニメーションの表現は多様です。入学する前から将来の希望を固める人もいますが、入学してから色々と経験を積み未来の広がりを大きく持ってください。そのためにも「アニメーション」以外にも興味をたくさん持ってください。それはなんでも構いません。一見アニメーションに関係なさそうな、数学や理科でも良いです。スポーツ観戦でも観劇でも結構です。
アニメーションはあらゆる知識が必要なジャンルです。物事をたくさん知ることが最も必要な勉強だと言っても過言ではありません。

2019年は、前述のように学科としてもキャンパス統合による変化は未知の体験になります。約5年ぶりに全学生が一つのキャンパスに揃うことになり、きっと賑やかさが増すでしょう。
それを楽しみにしつつ、新たな環境づくりに着手出来るよう、また新たな飛躍の年になるよう努めてまいります。
本年度もよろしくお願いいたします。

「領域研究」卒業生でアニメーターの佐藤いよさん

2/22〜24 卒業・修了制作展

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