アニメーション学科の入る厚木キャンパス2号館1階の212教室は通称「TRNKA」(トルンカ)と呼ばれています。
イジー・トルンカ(1912〜1969)はチェコが生んだ世界を代表する人形アニメーションの巨匠であり、絵本の挿絵なども描く才人でした。「真夏の夜の夢」や「電子頭脳おばあさん」「手」など数多くの人形アニメーション作品を手がけましたが、57歳という若さで亡くなりました。
212教室は立体アニメーションなどを主に学ぶための教室として同氏の名前を教室名としています。
そして教室前の廊下には昨日から、数は少ないですが1968年当時のチェコスロバキア(現:チェコ共和国)の写真と、トルンカ監督が主導していたトルンカスタジオの様子が分かる写真を在学生向けに展示しています。