アニメーション学科

3年生授業(領域研究「池田憲章さん」)

将来を考える授業「領域研究」では、毎回ゲスト講師をお招きして様々なお話を聞かせて頂いています。

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10月24日(金)の授業には、スーパーチャンネル (現Super! drama TV)などでもお馴染みで、つい最近「ゴジラ99の真実」という書き下ろし本を上梓したばかりの池田憲章さんが来て下さいました。

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アニメと特撮、海外TVドラマに関しては、とにかくずば抜けて博覧強記な憲章さん。話はあの作品からこの作品、こっちの分野からあっちの分野へと、変幻自在に飛び回り、目眩く憲章ワールドが生で展開されていきます。

30年近く昔の宮崎駿さんのインタビューや、「アルプスの少女ハイジ」最終話のレイアウト、故石ノ森章太郎さんのお話、「2001年宇宙の旅」を制作する時最初にキューブリック監督が作ったイメージボードなど、本当に貴重な資料や話題が盛り沢山。

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「作品を見るよりも、その作品を見た池田憲章さんが書いた文章を読んだ方が面白い」という程の憲章節ですから、学生たちはその語りに魅了されながらも随所で笑い声が上がる、とても楽しい授業でした。

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授業は最後、アニメーションを学ぶ学生たちへの憲章さんからのメッセージで締めくくられました。

ボンヤリ過ごしている時間は無い。世の中にはまだ君たちの知らない、素晴らしく楽しく面白いものが山のようにある。是非そういう作品と沢山出会って、そこから沢山のものを学んでほしい。

憲章さんならではの、愛とリスペクト溢れるワクワクするような授業でした。憲章さんから送られた熱いメッセージは、きっと学生たちの胸に届いたに違いありません。

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