7月20日、21日と中野校舎でオープンキャンパスが行われました。今回初めて2日連続の開催
でしたが、人の流れは途切れる事なく、多くの方にご来場いただきました。
本当にありがとうございました。
今回の主な目的はこれから行われるAO入試と学科説明。それは4回行われましたが、全ての回で
ほとんどの席が埋まりました。入試相談にも多くの方がお越し下さいました。受験を考えている
皆さん、頑張ってください!
しかしオープンキャンパスの意義は入試相談だけではありません。多くの方々に大学を知っていただき
たい。どんな教育、どんな作品が作られているか知っていただきたい・・。
そこで、ワークショップコーナーではアニメーションの作画体験を行いました。
手描きのアニメーションを作るには1枚づつ動きの異なる絵を描く必要があります。在校生と、作画の
授業を担当している才田先生(ちびまる子ちゃんの作画監督)が来場者にアドバイス。
みんな黙々と時間を忘れて描いていました。
描いた絵はカメラで撮影し、その場ですぐにアニメーションの完成です。なかなかの力作がたくさん
ありました。
時々ふと見ると、OCスタッフも空いた席で作画していました。『授業で描いて、自主制作もやっている
と思うのに、ここでも描くのか・みんな本当にアニメーションが好きなんだなぁ』と思った瞬間です。
廊下では古川タク先生と橋本裕充先生の「タクゼミ」がプロジェクションマッピングを行いました。
これは最近色々なところで披露されている映像表現ですが、ただ壁面や床に映像を投射するのでは
なく、その投射される形状に映像を合わせなければいけない難しい技術です。
タクゼミは毎年各所で学生の作った個性的なアニメーションが次々と現れる、楽しいプロジェクション
マッピングを行っています。今回はそのちょっとしたさわりだけ。
タクゼミの実力はこんなものではありません!!
(8月に岡山県真庭市の勝山と久世で大掛かりなマッピングを行う予定です。昨年に引き続き
2回目になります。)
詳しくはこちらへ↓
http://hishioarts.com/exhibition-events/upcomingexhibitions/art-animation2013/
それ以外にも卒業制作上映コーナーでは今年の春の大学を卒業した卒業生の作品を上映したり、
教員の作品を紹介するコーナーがあったり、ゼミで制作されたアニメーション装置が展示されたり、
かなりのボリュームだったのではないかと思います。
また、20日には特別プログラムとしてアニメーション監督の押井守監督が講演を行い、立ち見が出る
ほどの盛況となりました。(下に詳細記事があります)
オープンキャンパス会場に多数いた青いTシャツの面々はスタッフを務める在校生です。(先生も着て
いました)スタッフは大変な仕事ではありますが、本番の数ヶ月前から会議をし、準備をし、当日は
9時集合でいいよと言っているのに8時半には既に大学に来ていたり、積極的に来場者に話しかけた
り、チラシを配ったり・・。
教員が考えているよりもずっと、みんなより良いオープンキャンパスにするべく、お客さんを迎える
ための工夫や努力してくれました。
手前味噌ですが、工芸大のアニメーション学科は学生のチームワークがいいと言われる事があります。
「そんなに言われるほどかな?」と思う時もありますが、確かにそうでした。
本当にみんな良く頑張ってくれました。(しかし前期ももうすぐ終わり。課題も頑張ろう)
終わった時にはスタッフみんな疲れきっていましたが、ご来場いただいた皆さんに少しでも楽しんで
いただけたのであれば幸いです。
次回のオープンキャンパスは「厚木校舎」で8月31日に行われます。
またみんなで準備して、多くの方に来ていただく事を楽しみにしています。
今回来られなかった方、もう一回行ってみようと思っている方、是非是非ご来場ください。