アートビートパブリッシャーズより、本学写真学科川島崇志助手の写真集「描きかけの地誌 / 蒐集」が出版されました。
出版を記念し、代官山フォトフェアーの期間中に代官山TSUTAYA書店でトークショーも開催されます。
<作品集概要>
川島崇志は東日本大震災や火山の噴火などカタストロフを起点に作品を制作してきました。ドキュメンタリーのように決してそれらを事後として提示するのではなく、
スーザン・ソンタグやミッシェル・ウエルベック、安部公房らによる小説を伏線に、物語の断片とイメージを組み合わせて発表されたインスタレーション作品は、近い未来を暗示するもの、またはそれを思考する場として位置づけています。2011年から現在に至るまでの作品をまとめた本作品集は、川島による断片的な物語の集積ともいえるでしょう。ブックデザインはスイスのECAL(ローザンヌ美術大学)で教鞭をとるフィリップ・エッガーが担当しました。
編集&アートディレクション:フィリップ・エッガー
プロデュース:後藤繁雄、深井佐和子
<トークショー情報>
川島崇志写真集『Unfinished Topography / collection 描きかけの地誌 / 蒐集(abp刊)』刊行記念トーク – 物語とイメージ、思考する場としての写真
日時:9/27(日)/ 19:00〜20:30
場所:代官山 蔦屋書店1号館2階イベントスペース
料金:¥500
事前予約
参加予約: 03-3770-2525
東日本大震災や火山の噴火などカタストロフを起点に作品を制作してきた写真家・川島崇志。ミッシェル・ウエルベックを始め、物語の断片とイメージを組み合わせて発表されるユニークなインスタレーション作品で注目を浴びています。2011年から現在に至るまでの、川島による断片的な物語の集積ともいえる新作写真集の発行を記念して、スイス人デザイナーPhilippe Egger(フィリップ・エッガー)、編集者・後藤繁雄と共に、近い未来を暗示するもの、またはそれを思考する場としての川島の写真に迫ります。