写真学科

写大ギャラリーにて「肖像−対峙する視線」 写大ギャラリー・コレクションより 開催中です!

本展覧会は写大ギャラリーが保有する1万点を超えるオリジナルプリント・コレクションから、肖像写真の名作を選んで展示するもので、昨年4月に開催した「肖像−視線の行方」展に続く「肖像」シリーズ第2弾です。

昨年の「肖像−視線の行方」展で紹介した作品は、作品中の人物が全て視線を逸らした肖像写真でした。撮影した写真家が、カメラと写真家自身の存在を画面から消すことによって、その人物の自然な佇まいを捉えようと試みた表現と言えるでしょう。

一方で被写体となる人物がカメラを見つめる、いわゆる「カメラ目線」の肖像写真では、写真の被写体となった人物と、写真のこちら側にいる私たちが、まるで対峙しているかのような錯覚を引き起こすだけでなく、カメラのこちら側でその写真を撮影した写真家の存在をも強く意識させます。

本展では、被写体となった人物が写真からこちらへ向ける視線から、そこにいた写真家の被写体への眼差しや、被写体と写真家との関係性、そして、その場の呼吸のようなものまで感じさるような肖像写真を集めて展示いたします。

東京工芸大学は、大正12年(1923年)に創立された我が国で最も歴史と伝統のある写真教育機関であり、本学の卒業生の多くが営業写真館など肖像写真の分野で活躍してきました。本展は、昨年度に芸術学部写真学科において肖像写真の研究と教育を専門とする「肖像写真研究室」が設立されたことにあわせて企画したものです。

今回の展示作業の一部は現在、写大ギャラリー運営委員長である写真学科 吉野弘章先生がゼミの授業として行い、学生達が協力してくれました!その模様は次回報告します!

小林紀晴先生の個展「ring wandering 悲しき迷走」銀座ニコンサロンで開催!

吉野ゼミの学生が写大ギャラリーの展覧会「肖像−対峙する視線」の展示を協力しました!

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