4年生のゼミ紹介その4!小林研究室(視覚コミュニケーションゼミ)!
小林紀晴先生率いる、視覚コミュニケーションセミでは、テーマや場所などゼロから学生同士で話し合い、写真展を行います。作品を作るだけではなく、写真展を作り上げる過程から様々なことを学びます。そして写真展や作家、映画などの書評を書くなど文章を書くことが多いのも特徴です!
前期には、4週間ほどかけて、写真家『古屋誠一研究』(工芸大卒業生)を行いました。若くして渡欧し、現地で出会った女性と結婚し、その生涯を死の瞬間まで撮り続け、『メモワール』という写真集を何冊も編む孤高の写真家。
写真とは? 異国で生活するは? 男と女とは? 妻を撮る意味とは? 人生とは? 同じタイトルの写真集を作り続けるのは何故? 私的であればあるほど、人が生きるうえで大切で普遍的な問いが次々と湧いてきます。
仕上げとして、一般のカルチャー雑誌に掲載されることを想定した1,000字ほどの書評をゼミ生、全員が書きました。読者の存在を強く意識するためです。読書感想文と何が違うの? 戸惑いつつも、初めて読者側から考えることを体感しました。書きあがったものを小林が添削。どの書評も真っ赤になりましたが(苦笑)、赤くなればなるほど、次につながります!!
今後も写真展評、映画評などに挑戦していきます。
まだまだ、書く行為による「思索の訓練」は続きます・・・・。
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