こんにちは。2014年卒業の柳沼です。海外で展示することは初めてで、作品の輸送や言葉の壁で困難なことが多くありました。私の作品はお気に入りの服を着た時の心の変化をテーマにしたため、写真の他に布に写真をプリントし、自由に触れてもらったり、実際に洋服のように着て貰えるような展示をしました。まず作品に興味を示してくれた人に、自分からコミュニケーションを取っていかなければ写真を着てもらうことは出来ません。英語は苦手でしたが知恵を振り絞り単語で伝えたり、自分が着て見せたりして、一緒に写真を撮ってもらいました。また洋服の写真が古着だと気付いて貰えない場合もあり、もっと解りやすく、どんな国の人が見ても楽しめる作品を作りたいと思いました。こうした事は日本ではなかなか経験出来ないので、勉強になることが多くありました。
また今回のネットフォトフェスティバルのカタログを制作して頂きました。自分の写真が立派な本に3ページも掲載され、しかもそれが各国の人に渡ることはとても嬉しく思い出となりました。これからもチャレンジすることを忘ず、写真を撮って行きたいと思います!