写真学科

吉田・田中(写真表現)研究室、京都研修3日目最終日!!!

今日は研修もクライマックス。京都国立近代美術館とコロタイプ印刷工房の便利堂見学です。国立美術館では有数の写真コレクションをもつ京都近代美術館では、所蔵作品を直接見学する“プリントスタディ”です。

鶏卵紙によるプリントから近年のカラーリバーサルプリントまでを至近距離で見せてもらいました。 主な作家は野島康三、都築響一、ジュリア・マーガレット・キャメロン、アルフレッド・スティーグリッツ、ポール・ストランド、エドワード・ウエストン、イモージン・カーニンハム、アンリ・カルチェ=ブレッソン、オリビア・パーカーなど沢山の作品を鑑賞して感動しました。

昼食後は美術品印刷などに使われるコロタイプ印刷を行っている便利堂の見学です。優れた技術にもかかわらず、現在は世界にもたった2社、カラーコロタイプは便利堂しか行っていないプリント技術とか。その手作業による細やかな制作過程はコロタイプ自体が美術品と言われるほど美しいものです。撮影、製版、露光、印刷の全行程の解説を受けながら見学しました。 古典技法プリントも実習している吉田・田中ゼミ生にはとても興味深くて、質問も多く飛び出しました。手を止めて説明してくれた工房のみなさん、ありがとうございました。

これで研修の全行程が終了。それぞれ帰路につきました。お疲れさまでした。

平安神宮のそばにある京都国立近代美術館

解説していただいた主任学芸員の牧口先生(左から2人目)

至近距離で鑑賞させてもらいました!

京都の街を移動中

製版用巨大カメラの説明を受ける学生/便利堂

焼失してしまった法隆寺壁画(国宝)のコロタイプを見学

神業!の製版技術を学ぶ

暗室で版に触れさせてもらいました!!

いよいよ刷り行程。

古文書のシミまで再現する技術を解説してくれました(コロタイプ工房 長の山本さん)

ギャラリーでコロタイプ作品を見学

東京国際写真祭開催!

内藤先生の写真展「in the wind」が東京谷中のギャラリー STEICHEN TOKYOで開催中です!!!(10月30日〜11月4日)

大学公式サイトはコチラから
KOUGEI PEOPLE 東京工芸大学 学科・コースブログ集

最近の投稿

アーカイブ

大学公式Webサイトで
工学部・芸術学部の詳細を見る

PAGE TOP