今回の展示作業に合わせ、写大ギャラリー運営委員長である吉野先生率いる吉野ゼミの授業として展示実習を行いました。
様々な意味で価値の高い作品ですので細心の注意を払いながらの緊張感いっぱいの実習となりました。
実習内容は吉野先生が多めに選択した作品から、実際に展示する作品を決める。そしてレイアウトを決めるの2つです。言葉にするとそれだけ?という印象を受けるかもしれませんが午前中から初め、夕方過ぎまでみっちりとかかる作業でした。
吉野先生から考えていたよりも学生から多くの意見が出て、しかも面白いレイアウトになったと高評価をいただいた今回の展覧会、皆様是非、足をお運びください!

展示する作品が決まった後は、本格的に並び順を決定していきます。 ここでも様々な議論が起こります。なるべく多くの作品を展示し、お客様に見ていただきたいので作品を上下2段にして掛けることにしたがどの作品を2段にするか?大小サイズの違う作品をどのように並べるか?、、、なかなか決まりません。

そのうちこの作家とこの作家は仲が悪いという噂があるので隣に並べるのは如何なものかと言う意見や自分の好みの作品を外したくないとの意見や自分の好みの女性が写っている作品を外したくないとの意見まで出ました。作品と作品の間の距離にも気を配ります。作家が変わった場合、作品の大きさが変わった場合などなどいくつかの幅を決めていきます。