パリ写真月間とは2年に1度、偶数年の11月にパリで行われる写真イベントです。この1ヶ月にパリ中の美術館やギャラリーなどで約100の写真関連の展示やイベントが行われます。世界中の写真愛好家達がこの時期にパリに集まります!
数ある中でもメインのひとつであるイベント、写真のアートフェア「PARIS PHOTO」の会場で大学院1年生と研究生を見つけました!
彼らは2014年度に写真学科を卒業し、大学院に進学または研究生になった学生達です。一緒にパリに来た、または一人で来た学生達が「PARIS PHOTO」の会場で集合しました。皆、数日前にパリに到着していて、ここまでも美術館やギャラリーを周り、多くの作品に触れたそうです。多くの作品を一気に見すぎたようで、この日はまだ言葉にならない様子でした。
このような世界規模のイベントを見学すると、日本に入ってきている情報はほんの一握りであるように思えてきます。帰国後、学生、教員手分けをして、ギャラリーのプレスリリースや写真集の英文を訳し、さらに理解を深めます!
後日、彼らがパリで見つけたお気に入りの写真集を紹介する記事をこのブログに連載することを予定しています。お楽しみに!
こちらはパリフォトの会場、グランパレ。
今年は世界からおおよそ160軒のギャラリーと30軒の出版社がブースを出展しました。午後になると世界各国からのお客さんで溢れます。
大学院生1年の3人。帰国したら来年の修了制作に向けて努力の日々です!
研究生の3人。3人共にしっかり就職を決めてパリに。残り数ヶ月、しっかり研究に集中!集中!
パリフォトではAPERTURE FOUNDATION PHOTOBOOK AWARDSと言う写真集のコンテストも行われています。写真学科教員 姫野先生が代表を務める赤々舎の写真集がノミネートされていました!
この時期のパリには工芸大学写真学科卒業生、関係者が沢山!出版社スタジオ勤務のSさん(2014年度写真学科卒)社会人1年目、初の長期休暇を利用してパリへ。覚えることが多く大変だろうが、しっかり仕事を覚えて、会社の皆さんの力になれるように頑張れ!
昨年、写大ギャラリーで個展を開催していただいた写真家 薄井一議さん(1998年卒)ルーブル美術館の地下のスペースで開催しているアートフェアfotofeverにZen Foto galleryのブースにて作品を出展されていました!
パリフォトに出展していたギャラリーMEMのアシスタントディレクターの高橋さん(2011年卒)世界各国の方々と対応されている姿はとても素敵でした!
エキシビジョンプレパレイター(展示、額装など展覧会の作業全般をする仕事です。)の石毛さん(2000年卒)
神田にある3331arts chiyodaにあるnap galleryのディレクター松本さん(2002年卒)と渡辺さん。fotofeverにnap galleryのブースを出展。
今年、写大ギャラリーで個展を開催していただいたインディアナ大学教授 写真家 オサム・ジェームス・中川さん。インディアナ大学大学院の卒業生の方がやっているパリのラボで新作を発表されていました!
教員の勝倉先生も3日間だけパリへ。パリで本人が写っている写真がこれしかありません。。シャルルドゴール空港で飛行機出発直前、披露困憊です。パリ写真月間については授業で話すので学生の皆、楽しみに!
夜には写真家 大森克己さんと卒業生が集まり、情報交換を行いました!大森さんありがとうございました。