茨城県立笠間高等学校 メディア芸術科の皆さんが2泊3日本厚木に宿泊し、工芸大学にて2日間、銀塩写真実習を行いました。
1日目は一眼レフカメラに銀塩モノクロフィルムを使用し、校内撮影をしました。そして各自、現像タンクにフィルムを詰めて、フィルム現像をしました。
2日目はプリント実習と講評会を行いました。
撮影からネガ現像そしてプリントを全て自分の手で行い、素敵な1枚の写真を作ることが目的です。実習スタッフは勝倉崚太助教、岸剛史非常勤講師そして写真学科4年生3人が担当しました。
ほとんどの高校生がモノクロフィルムでの撮影経験がなく、フィルム現像や暗室でのプリントももちろん初体験だったのでどのような仕上がりになるか不安もありました。しかし、皆、丁寧に作業をこなし、とても素敵なプリントを仕上げることができました!
最後は代表の生徒さんがお礼の挨拶をしてくれました。笠間高校の皆、ありがとう!
1日目。まずはカメラの使い方と写真の基礎講座。
一眼レフカメラにフィルムを詰めていきます。
厚木キャンパスにて撮影会をしました。
皆、熱心に撮影しています。
午後はフィルム現像。真っ暗な暗室でリールに撮影済みのフィルムを巻き、タンクに装填します。慣れないととても難しい作業ですが皆、成功!
薬品をタンクに注入し、撹拌します。1!2!3!と声を出し、皆で撹拌!
水洗、乾燥後、しっかりと現像できているかをチェック。こちらも全員成功!
6コマごとにフィルムをカットします。自分のフィルムはどれかわかるかな〜?
2日目はプリント作業です。どの写真をプリントするか、考え中。
赤い電気の下でプリント作業。現像液の中に入れた印画紙に像がじわ〜と出てくると歓声が上がりました!
次から次に素敵な写真が仕上がっていきます。
出来上がったプリントを教室に並べて、皆で閲覧します。
そして講評会。一人ずつ自分の写真について語ってもらいました。