広川泰士先生と展示作品

　写真学科教授の写真家・広川泰士先生の担当する3年生写真制作Ⅲ「広川プレゼミ」の課題作品展が中野キャンパス1号館エントランスにあるインフォメーション施設で開催されています。今日たまたま通りかかったら、広川先生がお一人で展示物の補強作業をされていたので少しお話を伺ってみました。
　今回の課題は、代々木公園や大学近くの空き地に出かけて行って中判・大判のカメラを使って、カラーリバーサルフィルムで撮影するというものでした。
　カラーリバーサルフィルムってみなさんご存知ですか！？いま世の中はデジタル写真が主流ですが、フィルムで写真の仕事をしていた時には、雑誌などの印刷物の原稿として使われていたフィルムで、明るさ・色ともにフィルム上に実際の被写体と同じように再現されます。解像度が高く、鮮やかでリアルな色再現ができるので、プロ・アマ問わず写真家に愛用されているフィルムです。スライドプロジェクタを使って、投影して見ることもできるんですよ。
　撮影においてはネガフィルムよりも、より厳密に露出を合わせる必要があるなど、ちょっと扱いは難しいのですが、何とか3年のゼミ生はがんばって撮影していたようです。（何人かは失敗もあったようですが・・・）
　1月8日まで展示していますので、お近くにお越しの際はぜひご覧ください！

■写真学科3年広川泰士プレゼミ課題作品展
■中野キャンパス1号館エントランス横・インフォメーション施設
■1月8日（火）まで
　※日曜・祝日・年末年始（12/29-1/3）は入館できません
■8:00～21:00

展示物を補強する広川先生