先週掲載した本学大学院生執筆の国際論文についての続報です。
論文のタイトル:「A Design of Biomimetic Prosthetic Hand」
著者 (共著): Sakura Narumi,Xiansong Huang,Jongho Lee,Hiroyuki Kambara,Yousun Kang andDuk Shin
※Sakura Narumi(鳴海早久來さん)はウェアラブルロボット研究室所属の修士1年生です。
概要 : 上肢欠損の患者さんの多くが筋電義手を希望していますが、いくつかの理由でまだ使用されていません。
最も大きな理由のひとつはその外見で、人間の手とロボットリンクの構造上の違いからくる違和感があるのです。
より自然な外観の義手とするためには、人体解剖学に基づいた構造を採用する必要があります。
本研究では、人間の筋骨格系に基づき、骨、靭帯、腱、複数の筋肉を備えたバイオミメティック義手を設計しました。
提案した義手について、粘弾性を持つ角度センサを用いて、人間の手と同様に機能するかどうかを検証しました。
また、義手の指の力を人間の指の力と比較しました。ですので人間のように複数の伸筋・屈筋で関節の角度や硬さを制御が期待出来ます。
以下、原稿を掲載します。横方向にご覧ください。
以上です。