大海 悠太 准教授
専門分野 人工生命 複雑系 ロボティクス
担当科目 学修技術と自己管理 機械実験 ロボット実験 制御工学 自動制御
・人工生命研究室: http://www.em.t-kougei.ac.jp/alife/
・研究業績:大海悠太准教授 研究業績その他
研究概要
どのようにすれば、ロボットは命令されたことだけをするのではなくて、自発的に自分から考えて行動するようになるでしょうか。 そのためにはただ人工知能を機械に搭載するだけではなくて、身体の使い方をロボット自身に獲得させることが必要になると考えています。当研究室では、身体を持った人工生命を構築することを目指し、生物の自発性の研究と、自発性のロボットでの実現法について研究しています。 進化によってロボットなどのシステムを環境に適応させる研究や、iOSアプリやフィジカルコンピューティングデバイスを用いて人間とインタラクションするシステムの研究など、様々な分野を横断する研究を行っています。
代表的な研究テーマ
◎テンセグリティ構造を用いたアームの研究
テンセグリティ構造とは、剛体と内部引張部材によって構成されていて、剛体同士が接触してない構造のことです。このテンセグリティ構造の内部引張部材にバネを用いたものをロボットアームに応用することで、力をためて一気に動かしたり、柔軟な腕の動きをするようなことが可能になると考えています。また、このアームは複雑なダイナミクスを有しうると考えており、この挙動を観測しフィードバックさせることで、アームに複雑で適応的な動きをさせることを目指しています。
リンク
・機械コース: https://www.t-kougei.ac.jp/gakubu/engineering/mc/