東京工芸大学中野キャンパスで開催中の東京工芸大学同窓会創立100周年記念展「ノイズが才能になる日」において、本学科卒業生「薄葉柾人」氏のインスタレーション作品を展示しています。
Elastic Ripples

形状記憶合金のバネが持つ熱反応性を利用し、自律的な伸縮を促すキネスティック・インスタレーション。無音で振動する光と影は、幾何学的な規則性を保ちながら、微細な熱移動によって揺らぎを生み出す。剛性と柔軟性、無機物と生命現象の境界を、光の波紋と螺旋の運動を通じて再構成する試み。
ー キャプションより抜粋

熱が発生すると光がゆっくり落ちていき、流れ星のような幻想的な光景を生み出します。
熱に反応して形状記憶合金のバネがゆっくりと動き、熱がなくなると、再び元の形へ戻っていきます。その動きに呼応するように、光と影も刻々と表情を変えていきます。
一見すると無機質なバネが、熱をきっかけに静かに動き始める様子には、思わず目を奪われます。

熱に反応して形状記憶合金のバネがゆっくりと動き出します。
まるで生命が宿ったかのような揺らぎからは、無機物と生命の境界が曖昧になるような、不思議な感覚を体験できる作品です。
東京工芸大学 同窓会創立100周年記念展「ノイズが才能になる日」 概要

本企画展では、本学卒業生である写真家、映画監督、イラストレーター、エンジニア、アニメーション作家、マンガ家・YouTuberなど、さまざまな分野で活躍する13名が作品を出展しています。AIが「正解らしいもの」を効率よく導き出す時代だからこそ、企画展ではAIが苦手とする「ノイズ」に着目。学生時代の失敗や偶然の出会い、道草など、一見意味がないように思える経験が、現在の創作活動にどのような影響を与えているのかを、13名の卒業生の作品を通して紹介しています。
会期|2026年8月21日(金)~2026年9月12日(土)
展示時間|10:00~18:00(※最終日9月12日(土)は15:00まで)
会場|東京工芸大学中野キャンパス(東京都中野区本町2-9-5) 6号館B1階ギャラリー
出展者一覧|熊切大輔、植田朝子、蔦哲一朗、西﨑真奈、松井久美、吉兼啓介、憤本真、清宮大地、久保雄太郎、黒田愛里、米谷聡美、薄葉柾人、おしばなお <卒業年順・敬称路>
【東京工芸大学】同窓会創立100周年記念展「ノイズが才能になる日」」webサイト
ご来場の際は、ぜひインタラクティブメディア学科卒業生による作品にもご注目ください。皆さまのご来場をお待ちしております。


















