グラフィックデザイナーとして活躍されている工藤強勝氏のワークショップが行なわれました。初日は、『タイポグラフィックデザイン基礎 Basic of Typographic Design』が、4月中旬頃から5月上旬にかけて、計3回行われます。
工藤先生の略歴、著書などはこちらから。
今回のワークショップはソフトウェアデザイン研究室(担当教員:野口)の3年生が参加しました。
第1回目はタイポグラフィックデザインの基礎として、工藤氏の手掛けた作品を中心にプロの現場におけるタイポグラフィの役割を踏まえながら、タイポグラフィの意義、実際の文字組み、各書体の用途や性格などについての講義が行われました。
本学科の学生は2年生で基礎的なタイポグラフィの実習をおこなっていますが、講義の内容は専門性が高いために吸収するのは大変だったとは思います。しかし、普段何気なくみているで文字のデザインについて、現場のデザイナーはこんなにもこだわりを持って試行錯誤をおこなっているという現実に触れて、非常に刺激になっていたようです。
2回目以降は実際に文字を組みながら考えるためのワークショップが用意されているので、更にいい経験になるでしょう。
野口