本学科ソフトウェアデザイン研究室 野口靖准教授が制作に携わった「東京大空襲証言映像マップ」が、今年度の文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門、審査委員会推薦作品に選ばれました。
「東京大空襲 証言映像マップ」は、野口准教授が開発した時空間マップソフトウェア(c-loc)を利用し、大空襲体験者の証言映像および、戦前・戦中の生活体験、戦後体験の証言といった戦災の貴重な資料を、階層状に表示されるマップから、時系列毎に証言者の居た地域を選んで自由に閲覧できるアプリケーション作品です。
現在、東京大空襲・戦災資料センターにて常設展示されています。
東京大空襲証言映像マップ
Tokyo Air Raids Oral History Map
⼭本唯⼈/早⼄⼥愛/野⼝靖
YAMAMOTO Tadahito/SAOTOME Ai/NOGUCHI Yasushi
8層の地図で表された東京の都市空間の変容と、東京⼤空襲体験者の⼈⽣の軌跡を交差させながら、空襲体験者の証⾔映像を⾃由に視聴するための映像アーカイブ。視聴者はパッドを操作して歴史の時空間を移動し、空襲体験者の⼈⽣の歩みを追体験するように、証⾔映像の声に⽿を傾ける。
作品URL : https://vimeo.com/138595407
文化庁メディア芸術祭HP
http://j-mediaarts.jp/
[過去記事]野口靖准教授が関わる常設展示が東京大空襲・戦災資料センターにてスタート
http://www.int.t-kougei.ac.jp/news/noguchi-exhibition140301/