オープンキャンパス、学科説明は超満員!あふれ出てしまいました!座席に座れなかった人、ごめんなさい。傑作選も会場前はこのとおり。あまりの長蛇の列に思わずシネスコにしてしまいました。高校生視点の斬新な切り口的感想をどうもありがとう!
身体表現志望の方向けに、俳優で身体表現1年担当の鈴木一功先生がひとり芝居を披露してくれました。
伝説的な昔話を、持って来た自前の衣装で、おどけたり、すかしたりしながら、
全身全霊で一人何役も縦横無尽に演じ分けながら、しかも表情豊かに、
そして奔放に、喜怒哀楽を表現するパフォーミング・アートです。
背景も大道具も小道具もない教室で、見る者をいやおうなく物語世界に引きずり込む、圧倒的大熱演です。これを見た李先生が思わず「私の個展でもお願いします」とオファーしたほどです。
後半は参加者の朗読を講評していただきました。その際に、ブレヒト、シェイクスピア、別役実、井上ひさし、野田秀樹などの名があがりました。演劇界を代表する面々ですが、受講者は、その内の半分位の人は、名前だけは聞いたことが…とのことでした。
鈴木先生、今週のNHK土曜ドラマ「ちゃんぽん食べたか」に主人公さだまさしがバイオリンを売る質屋のおやじ役で出演します。講座の後もちろん傑作選見てくれました。私が「ばあちゃんのパンツ」でやったことのひとつは、ブレヒト異化効果の映画への置換です。
5回目の富田君、彼の言い方だと「普通とは違う演技と撮り方とつなぎなのに、いやな気がしないのが不思議」となります。ブレヒト知らなくても、見る人がそういう気持ちになってくれれば、私としては本望です。良いと感じたものは繰り返し何度も見るというのは、私の学生時代からの習慣でもあります。(三宅隆太先生の「スクリプトドクター」読むと、その辺は遥かに上を行く凄さですけどね)
彼と彼の卒業制作が掲載されたキネ旬です。(表紙が伊藤高志「SPACY」みたい?)富田君は今、仕事の合間に大学に来て、英語字幕翻訳のための採録シナリオを書いています。ということは、彼も、堂々の海外進出!ということですね!
掲載ページです。富田君は火曜日、前回登場の細沼君は水曜日にTAで厚木に来ていますので、見かけたら「海外進出おめでとう!」と声をかけてあげてください!