映画撮影スタジオがワンルームセットに戻り、宍戸組「ひでよと僕」の美術と照明の準備が始まりました。部屋のベースの照明がセッティングされたところで、各シーンの人物とカメラアングルを想定して家具のレイアウトを考え、置き場所を変えながら決めて行きます。宍戸監督の視線の先はモニターです。
スタンドイン竹渕に対して、照明の当て方を皆でいろいろ試しています。
人物が光を放ちながらホワイトアウトしていくという監督のオーダーに応えようと模索する照明の松木。色々試したあげく、灯体のフレアで画面を侵食するような形にして見てもらったら、監督はのけぞって大満足でした。灯体自体を動かすという画期的な表現です!掟破りです!極稀にしかありませんが、これこそ映像制作最大の楽しみです!