神山大世、待望の新作「WINDMILL」がそろそろ完成します!もう出来ているかもしれません!または最後の追い込みで大奮闘中かもしれません!1時間40分台の衝撃的問題作巨編です!
池田夏央、中村裕久そして神山本人らのメインキャストと1年生精鋭スタッフで夏に撮影し、その後かなり編集に難航していました。でも蓋を開けてみるとグイグイと話に引き込まれ、危なっかしくて眼が離せない作りになっています。神山のやった悪役なんか本当に真に迫ってるので、「タクシードライバー」の時のデニーロみたいに、街歩いてると映画見た人から石投げられるかもしれません。
どうですかこの深作欣二のようなツメツメの人物配置。そして現実スレスレなのに納得できるキムギドクのようなストーリー展開。更に北野武のような極限的に冷徹な視点も感じます。それでいて常にゆらゆら揺れて不安をあおる手持ちカメラの画面で、初期ゴダールのような破天荒なイケイケ気分とどん詰まり的な哀愁の混じり合った感情も湧き起こって来ます!つまり、スコセッシ、深作、キムギドク、北野、ゴダールの才能と手法のいいとこ取り集積パワーで見る人を圧倒し尽くしてしまうのです!こ、これは一体どういうことに…?!さあ公開に向けてどのような展開を見せてくれるか、超楽しみです!