フィルムで作る映画領域3年「神様はトイレにいます?」準備を重ねて来ましたが、ついに本読みです!
かなり強烈な個性のキャストの皆さんが集まってくれ、大喜びの坂田監督。身体の小松君、大川君も来ています。もちろんダンスパフォーマンスの方の稽古も始まっており、かけもちで大変です!ダンスの方は20人揃ってやらないと稽古にならないでしょうからね。でも両立させてくださいね!
ここでは脚本を読みながらシーンごとにシナリオの解釈や疑問点等話し合いつつ進める感じです。日本映画は本読みよりすぐにリハーサルしてしまうことが多い気がしますが、ドラマは必ず本読みをやり、リハーサルはあまりやらない。アメリカ映画は両方必ずやります。アメリカ映画の本読みはシナリオの頭からラストまで通してずうっとやりますからリーディング自体に2時間位かかります。その間スタッフ一同は黙って只管俳優のセリフを聞きながら、頭の中で映画の完成形を想像します。それぞれが架空映画鑑賞体験をした後、感想等話し合います。そのようにしてスタッフとキャストの意識統一を図ります。その共通意識を元にしてリハーサルで俳優の動きを決めて行くという手順を踏みます。俳優の動きに合わせてカメラワークを決めて行くという姿勢です。フレームに対して俳優がどう動くのが良いか決める日本やヨーロッパ映画と対照的です。