メインスタッフ揃って現場にある最大のモニターを覗き込み、プレビューチェックしています。正にプロ現場態勢です。早朝から夜遅くまで他に類を見ない忙しさの撮影現場の中でも、ちゃんとブログ見てくれています。撮影も中盤戦、オープンキャンパスで学科説明を6回もやらされ、へとへとになっていた高山先生もここではいつになく引き締まった顔つきです。
窓にトレペ貼って外光を柔らかくしての撮影。仕上がりに近い色はカメラモニターでしか見られません。
スタンドインする演出部と制作部の映像演出研メンバー。そして計測して回る撮影部チーフの2年赤尾。
映画領域3年の望月もブームで頑張ってます。この日は台風の影響で豪雨から突如快晴になったりめまぐるしく変わる天候。予定していた公園でのめまいショットを変更し、卒業式後の教室シーンを撮っています。外光もセッティング中に暗転したりします。機材にも恵まれず、天候にも邪魔され、更に盗難事故にも遭遇し、正に三重苦の撮影現場。それでも移動すべき所は移動、クオリティは落としません!
「複数出演者のカットだけは撮り切るよっ!」とチーフ竹渕の声が現場に響き渡ります。どのカットをこぼすのが一番被害が少ないかの戦いです。滅私奉公の精神です。人の鏡です。つらさとその反動でこの上ない喜びを味わえるプロ現場と同じです。生きる姿勢は滲み出るものなので、この逸材を企業の人事、面接のプロが見逃すはずはありません。監督以下メインスタッフの行き先は既に人気トップの制作会社に内定しています。星君はフリーなので、来年もこの最強撮影部組めますけどね。