まずは録音機材の説明。サウンドデバイス、ミキサー、ガンマイク、ピンマイク、そしてワイヤレスレシーバー。2年の映画実習ではガンマイクだけでしたが、3年からピンマイクも加えての録音です。
では実際に録ってみましょう。シナリオからワンシーン選んでやってみます。室内では風防は使いません。録音担当の増子、望月、呂が頑張ります。増子のブームは高山組を彷彿とさせますね。
内トラ俳優に演出する坂田監督。録音の練習のためのセリフ録りにもかかわらずかなりのガチ演出で、素人役者に何度もだめ出しです。でも皆楽しそうにやっています。機材センターにいる卒業生録音技師、小針もここではTAとしてブーム指導しています(写真右上)。坂田、小針のいる所に卒業生照明技師の稲葉も来て、何だか「雪姫」スタッフが偶然集合したりしました。
※内トラ:スタッフが出演するときの現場用語。内輪エキストラの略(たぶん)。
あれ?高山先生、その扇子、もしかして小畑のじゃあないですか!?仲良いですね。ヤバくないすか? 撮った写真を後で見ていて新たな事実を発見することって、ブログ写真撮ってるとよくあるんですが、まさにこれ、ミケランジェロ・アントニオーニの「欲望」みたいです!