映像学科

絵画→映画における光表現の系譜

カラヴァッジョ→ストラーロ→篠田昇と継承された光表現の画面です。SO WHAT ファーストシーンでは、各々にスポットライトの所に全体を照らす外光が下からせり上がって来ます。色調もタングステンからデイライトに自然に移行します。

画面センター、牛と東野英治郎さんの間に夕陽です。

ステージに上るところは、太陽真正面から受けているので、ちらちらとフレアーで上半身真白になったりします。

俯瞰の時は車の窓に反射する太陽を入れ込んだり、

シンバルに反射させたりして常に光を意識させます。

ロケセットでは窓外に太陽設定の光をHMIで作っています!

ラストは電球の光源にフレアー+更にハレーションです。もちろんカラヴァッジョに倣って、ぬけはドーンと落とします!これが SO WHAT における撮影、篠田昇の狙いと計算、そしてその成果、業績の一例です。目黒シネマでは、ほぼ完璧な状態の35mm1号プリントで上映中!

The 48Hour Film Project!

大反響ー猛毒か劇薬か、または神の手か?

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