今回はカメラワークが大変なので、今から試行錯誤大会になりそうな気配です。両手でパン棒を持つ撮影オペレーター星智教、この風景自体、珍しい。
撮影監督の助川祐樹と共にビデオスタジオや撮影現場になるプレイスで、クレーンショットを試します。
なぜパン棒が2つかというと、ヘッドオンヘッドをやっているからですね。通常の水平でのパンやティルトに加え、ワンショットの中でカメラを傾ける動きがあります。写真ではあると思いますが、映像では稀です。70年代深作映画とかでよく使われていた手法です。最初見た時はドキッとしました。
クレーンが高くなるとパン棒に手が届かなくなるので、センチュリーをパン棒にエンドジョーズで継ぎ足してやってみたりもしました。ステディカムやジンバルでやった方がいいのか?とか、途中でドリーに乗る?とか、もう少し経てばドローンも完全なフィックスができたり、動きも精巧にコントロールできるようになるんじゃないかとか、試行錯誤はまだまだ続きます。