こんにちは。
撮影2日目。
ここでは多くの学生役エキストラが必要になります。
製作部はそのエキストラ集めに奔走しました。
同級生や友人、中にはツイキャスのファンという高校生の方まで来てくださいました。
最終的には40名ほど集まっていただきました。
このような方々の協力によってこの映画は支えられています。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
日を変えてスタジオ撮影です。
大学のスタジオは冷暖房も完備され、機材も新しいものが設置されています。
またアパートのセットが設営されていて、今回は主人公の住んでいるアパートの設定です。
助監督のアン君です。(左) 韓国からの留学生です。流暢な日本語で監督の意図を役者さんに伝えていきます。
その間にも撮影の準備が続きます。
計測の安井君が覗いているのはスポットメーターという光量の計測器です。
セットの各部分の当たっている光量を計測しバランスを確認しています。
HMIという照明機材を設置する照明部の中村君。寡黙な作業が印象的です。
飯岡君、中村君の照明部を統括するのが上の写真で帽子を被っている松木君。
彼の判断で全体の「LOOK(画の雰囲気)」が決定されます。
下の写真は撮影部を統括するカメラマンの三本松君です。
フィルム撮影は基本的にはファインダーは1つしかありません。
彼しか画が判りません。
また、演出的な素養を備えていないと撮影ができません。
技術部紅一点の後藤さんです。
彼女は撮影部でフォーカスプラー(ピント)の担当です。
フィルムカメラはマニュアルでしかフォーカスを合わせられません。
デジタル技術が進んでも後処理でのフォーカスの修正は困難と言われています。
本番での正確な計測、操作が要求されます。
また、彼女のもう一つの大切な作業はフィルム装填です。
カメラ(正確にはマガジン)にフィルムを入れたり、抜き取ったりする作業です。
フィルムは僅かな光に晒されても使い物にはなりません。
これも修復は不可能です。
この二点は修正の利かない責任ある作業です。
その作業を彼女は担っています。
さて本日は講師の先生が付いてくださる最終日です