映像学科

アメリカの夜/映像演出研+映研

夜のシーンを昼間に撮影することを私たちは「アメリカの夜」と言っていました。フランス映画「アメリカの夜」由来です。原題そのままの邦題ですが、英題は”Day for Night”=夜のための昼、です。自主の時はよくこう言っていましたが、業界用語では「つぶし」になります。スケジュール的にも予算的にも組み易いので「このシーン、つぶしでいいですか?」と助監督によく訊かれました。つぶすって言われるとドキッとしますが、無くなるわけではありません。今回はパソコン室の窓に暗幕を吊るして、残業シーンの撮影。照明は映研の中村君です。中央で手を振って当たり具合を確認しています。

演出中の小野寺監督です(左)。映像演出研では前期に一人一本づつ、CMを作ります。今回はOCに続いての第2弾です。

私の愛機、Canon Eos M が本編撮影に出動したため、このブログ写真はiPhoneで撮りました。

他研究室からも応援で来てくれてありがとう!おかげで今回も撮影快調!予定よりかなり早くアップできました。

映研では、これぞ照明技師の所作、余分な光を遮ってターゲットの光の当り具合を見る島田先生です。こうやって見ながら、キー、抑え、逆=タッチなどのバランスを考えます。カメラ構えるのは3年生の三本松晃。「雪姫」では助監督でついてくれましたが、最近は撮影志向だそうです。撮影技師はロケハン時によくアングルファインダーを持って来ています。英語ではDirector’s Finder。撮影時に首にかけている監督もいますね。

今日は外光の入る場所でのライティング指導です。

4人の先生に囲まれれば自ずとしっかりとした画が・・・

と思いきや、今日はマガジンが装着されていません。…照明指導の日なのでね。

ちなみにマガジンとバッテリー装着してある時は、こうなっています。

映画領域(映像制作Ⅲ)照明実習です。

映像制作ⅡA(映画)撮影実習

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